人々に影響を与えた論文


1つ目は、これ→ 「我々が考えるように」    著者: ヴァネヴァー・ブッシュ    原文: As we may think

1945年7月1日に発表された、論文である。
トランジスタが発明される前に発表された論文であるが、多くの人に影響を与えた。
マウス、ハイパーテキスト、WWWなどは、この論文のmemexを実現するために発明されたものである。

memex完全実現には、まだかなり道のりがあるが、一応、現在の状況をまとめておく。
 ・この論文の「5」までは完全に実現できた。
  コンピュータの発明により、保存の問題は実現できている。
 ・「6」の内の情報参照は近いところまで実現できた。
  インターネットと全文検索という手法の発明により、近いところまでは実現できた。
  この論文自体も世界中の誰もが参照できるようになっている。
 ・「7」の連想記憶に関してはまったく実現できていない。
  てがかりもない。
  ワトソンは、連想できているように見えるが、これはマシン・パワーによるものであり、一般に広まることはないだろう。
 ・情報利用者ごとに経路パスを作成する仕掛けも全くできていない。
  だけでなく利用者はブックマークと呼ばれる、ツリー構造の原始的な形で情報を管理している。
 ・「8」に述べているMMI(Man Machine Interface)は現在進行中だ。近い内に実現するだろう。




2つ目は、これ→ TEDでの講演動画 
レイ・カーツワイル http://newsbiz.yahoo.co.jp/ted/detail/560 http://newsbiz.yahoo.co.jp/ted/detail/38 トランセンデンスそのまま↑ http://www.ted.com/talks/lang/ja/ray_kurzweil_on_how_technology_will_transform_us




3つ目は、これ→ 「なぜ未来は我々を必要としないのか?」   著者:ビル・ジョイ    原文:Why the future doesn't need us.
WIRED誌の2000年4月号に掲載された文章である。
今のところ、ここに記載された事態は発生していない。
今のところは・・・